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フランスから帰ったばかりの時には日本の風景をどう扱えばいいのか不安だった。特にその家屋の表現をどうすればいいのか、プロヴァンスの石造りの家ばかりを扱ってきた経験が生きてくるのかどうかが問題だった。
しかし案ずるよりも生むがやすし、いつの間にか日本の家屋もフランスの石造りも全く苦にならなくなってきた。視界がどんどん日本の中に同化されてゆき、フランスで得たものが発展していくような具合になって来た。ちょうど柚野あたりの棚田が新しいモチーフになってきているのである。この先もっと風景に溶け込んでいくようになれは色彩にも変化が現れてくると思われる。まずはF12号の油彩である。 #
by papasanmazan
| 2025-07-04 23:29
| 風景画
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![]() ビワと梅の実の油彩を描きながら、すぐそのあとでこれも小さなキャンバス、サムホールに今度はビワの実と葉っぱや枝をモチーフに描いてみた。この数年にわたって6月の梅雨の時期の恒例になったような制作である。
それほど食べて美味だとも思ったこともないのだが、絵を描く段になるとビワには惹かれるのである。一つにはずいぶん若い頃、京都のセザンヌ展で見た頭蓋骨を組み合わせた作品の影響があると思う。
その作品によって初めてセザンヌの輪郭線から物の面に転調されていく色彩の変化が理解できるようになった。そしてそれを機としてセザンヌ芸術に全面的に教えられることになったのである。その時に見た頭蓋骨の組み立てがビワに変換させられているのかもしれない。 #
by papasanmazan
| 2025-06-27 12:08
| 小さな絵
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![]() 先日ツツジF3号の油彩を投稿したが、まだそのツツジの花が家の周りに咲き続けている。随分と寿命の長いものだなと眺めていくうちにもう一枚油彩にしてみたくなった。今度はサムホールの大きさで、3号より少し小さく、細長い縦型である。
ピンクの花に花瓶はムスチエの小さなものを選んでみた。フランスでは焼き物としてはリモージュ、ジアン、セーブルなどと並んで南仏のムスチエも有名である。近くにはサント・クロアーの美しい湖やヴェルダン渓谷があり、観光の名所にもなっている。いくつかの焼き物を持ち帰っている。
花の数も多くなく、花瓶も小さい物なのでそれほど構成的にどうこうとは言えないが、やはり見たところの安定感は重要だと思う。花瓶の絵付けも利用できるものは説明的なならないように気をつけて描いていきたいところである。
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by papasanmazan
| 2025-06-21 11:54
| 小さな絵
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今年ははやくからこのビワと、季節を同じくしている梅の実を合わせて一枚の静物画を考えていた。今までは3号や4号で描いていたが、いざそのビワと梅の実を取り上げてみるとかえって小さな画面がいいと思った。F0号である。
こんなに小さなキャンバスでも描き込んでいくとなかなか難しいもので、構成的なことにかなりの神経を使うようになる。その分制作としては十分に充実した感があった。 #
by papasanmazan
| 2025-06-17 16:45
| 小さな絵
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![]() 今までにも描いてみたいと思ってはいたのだが、なかなかその機会がなかった豆の花をパステルで作品にしてみた。114×234mmの細長い縦型,こげ茶色の紙を使ってみた。いつもつかっているパステル紙のグレー地では花の白がなかなか出てかなかったので紙を変えてみた。
今年の我が家の庭はヒマワリが大きく育ってきたり、昨年植えたオリーブの木もかなり背が高くなり、少し南フランスを思い出させるような感じになってきた。ようやく日本での生活に落ち着きだしたのかな、とも思ったりもする。それに加えてようやく待ちに待ったザクロにオレンジ色に花が咲きだしてきて、うまくいけば秋には庭でパステルで描けるかもしれないと、胸をふくらませているのである。
この豆の花のような野性的なものが好きである。観賞用の派手で、豪華な花束のようなものを描くよりも、何か人の心をそっと惹きつけるような作品を心掛けたいと思っている。
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by papasanmazan
| 2025-06-14 15:49
| パステル
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