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金魚草





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どこからやってきたのか庭に金魚草が咲いている。以前はもっと黄色い花も咲いていたのだが、この数年はオレンジ色系統のものだけになってしまっている。でも毎年咲いてくれて目を楽しませてくれるので有り難い。

このごろこの花をパステルで描かなくなっていたが、久しぶりで今年は小さな紙に描いてみた。実は何年か前にこの花をたくさん描きすぎて少々食傷気味だった。しかしこの花の形は大好きである。

複雑な形ではあるが,描き込んでいくにしたがって目の前に泳いでいる金魚が浮かんでくるようで、小さな実現の第一歩を味わえるから楽しいのである。

by papasanmazan | 2020-04-30 03:25 | パステル | Comments(0)

アイリスとリラ




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毎回の書くことがコロナウイルスになってしまうこの頃だが、外出制限令がでているフランスではなかなか落ち着いて戸外に飛び出し絵を描くことが出来ず、どうしても小さなパステルやアトリエでの静物画の制作にかたよってしまう。

日本の動向をニュースで見ていると人と出が観光地で多かったり、買い物客でにぎわっている場所があったりして、いったいこれでこれから大丈夫なのだろうかと,遠く離れたフランスから危惧した目で眺めている。

先日タイムの花を描いたパステルについて投稿したばかりだが、その小さな粒つぶの様な花が面白かったので、これも庭に咲いているリラ(ライラック)の花を切って花瓶に挿してみた。そしてもっと中心の軸になるように家の門に咲いているアイリスも添えてみた。

いまどこの家にもアイリス、そしてピンクや白のリラが花盛りである。どこにコロナがあるのだろうかと一瞬不思議な気がする。

by papasanmazan | 2020-04-25 21:02 | パステル | Comments(0)

チューリップとタイムの花




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これも庭に咲いているチューリップとタイムの花をパステル画にしたものである。タイムの花を描くのは初めてである。庭のあちこちにタイムがはえていて、この時期には小さな薄い紫の花が咲いているが、今まで描こうとは思っていなかった。

黄色のチューリップも初めてパステルにしたものだが、この二つの取り合わせをコロナウイルスのおかげでゆっくり観察した結果、作品にできた次第である。

タイムのような粒のように見える花の効果はこれで良く分かってきたので、もっと他のモチーフも広がっていくのではないかと思う。


by papasanmazan | 2020-04-22 17:55 | パステル | Comments(2)

春のヴァントゥー山


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かなり大きな水彩紙(46,8×31,9㎝)を使ってヴァントゥー山を正面に据えたところを描いてみた。淡彩や部分的に描き込んだような習作めいたものではなく、作品として密度のあるものを考えて制作したものである

連日のコロナウィルスによる外出制限令でなかなか戸外での制作がままならず、加えて晴天が続いてはいるのだが春霞がかかった風景は特にヴァントゥー山の山肌の色がかすんでしまって、かなりの日数を経て完成出来た作品である。

日本では水彩画の評価が油彩に比べると低いようだが、私の経験では水彩をもっと描いた方がいいと思われる。どちらかというとパステル以上に水彩をやるべきだと考えている






by papasanmazan | 2020-04-18 16:21 | 水彩画 | Comments(2)

リンゴの花





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コロナウィルスのおかげで家に閉じこもりがちになる。そこで家内と二人で朝の三十分程を散歩することに決めている。二人とも外出の許可書に日にちと出発時間、外出の目的を書き込んで出かけることにしている。幸いなことに自然の緑がいっぱいな家の周りなので、気分は爽快である。

先日、その散歩の時に野生のリンゴの木を見つけた。かわいい花がたくさん咲いていて、さっそくスケッチにもう一度戻った。鉛筆と色鉛筆の簡単な道具によるものだが、こういう手仕事が大切である。決して写真だけに頼らないようにしたいものである。上村松園の矢立てを使った膨大な量の写生帖をご覧になるといい、あの美人画の下地にあれだけの写生がある。

今回はこのスケッチをもとにしてアトリエでパステル画にしてみた。ほとんど静物画や人物画を除いてアトリエでパステルなどを描くことはないが、今回はちょっとコロナウィルスに気を使った。


by papasanmazan | 2020-04-16 09:13 | パステル | Comments(2)

クリヨンの教会とオリーブ




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4月13日の夜8時の時点でマクロン大統領のコロナに対する新しい声明が発表され、外出制限令の5月11日までの延期が決まった。とにかく家に居てください、これが今のフランスの合言葉である。マザンの周りも静かで、空気はいつもよりずっと澄んでいて、ひときわ鳥の声が響き渡っている。

こんな状況になる前から少し描き始めていたF6号の油彩、クリヨンの教会とその手前にあるオリーブ畑を仕上げた。途中からは現場まで出かけるのに、その都度外出許可証を携えなければならなかった。

クリヨンの村もすでに何度か描いてきたが,丘の上にある村の反対側からいつも制作していたのだが、今回は新しくみつけたオリーブ畑を手前にした構図にしてみた。クリヨンの村はいつも静かで、割合に人通りも少なく、教会も清楚である。そんな村とオリーブの取り合わせは柔らかい光の中で安定した落ち着きを見せている。とてもコロナウィルスがはびこっているような気はしないのだが。とにかく家に居て外出しないようにしなければ大変なことにつながっていく。

by papasanmazan | 2020-04-14 16:39 | 風景画 | Comments(0)

少女像と果物籠





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毎日のニュースがコロナウイルス一辺倒である。外での制作が制限されていて自由にならない上に、こんな時に限って晴天の連続である。考えただけでも気が腐ってくる。

先日パステルでサントン人形を描いていたときに少女像も同じようにモチーフにしてみようと思いついた。油絵ではかなりの数を描いてきたこの少女像もパステルにはしていなかった。それで大きいめの紙(470×380)にゆっつくりと制作してみることにした。

紙の地を生かすというよりもパステルで描き込んでいくことを考えて背景にも布を置いて少し本格的な静物画を趣向してみた。少女の像と果物籠は描き込みながら果物はあっさりさせておいた。特に物の接点には気を付けて、色彩を意識してつかいながら転調させていこうと考えたものである。

by papasanmazan | 2020-04-10 00:27 | パステル | Comments(2)

春の庭




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毎年春になると植えたわけではないのにクロッカスやアネモネの花が決まったように咲く。場所も色も同じで、それを見ているだけで季節が分かってくるようだ。そしてこれも決まってエビネの一種なのだろうか、葉っぱがチューリップに似ていて花がヒヤシンスのように細長い花も咲く。今年はこの花があちこちの野原に大量に咲いていて人の目を引くのだが、フランス、日本のどちらの植物図鑑を探しても正式な名前が分からない。

そして足の踏み場もないくらいタンポポが咲き乱れている。アネモネとエビネの一種を加えて、パステルにしてみた。

花の絵を描く時にその美しさ、可憐さなどに目を奪われるのは当たり前の事だろうが、どんなに小さな花であろうとも全体感と造形性は表現として与えたいと思う。

by papasanmazan | 2020-04-06 00:24 | パステル | Comments(2)

サントン人形と果物籠




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時々静物画のモチーフにつかっているサントン人形と果物籠、その他果物を取り合わせてパステル画を描いてみた。サントン人形は南フランスの名物で、コレクションしている人も多いようだが、あちこちの骨董市で見かけてもなかなか気に入った人形に出会えない。

しかしこのモチーフにつかっている老婆は大変お気に入りである。手に柴をもって、少し腰をかがめた様子がなんとも絵にしやすい。新しく造られた人形は何か軽くて派手さだけが目立つものが多いが、この老婆のは落ち着いていて、どこかアンチームな雰囲気がある。

昨年家内が骨董市でみつけてきた、これもかなり時代を感じさせる籠と老婆の人形はよくマッチした取り合わせになって地味な味わいがあり、そこに果物の色彩を対比させながら楽しく制作できたパステル画である。

by papasanmazan | 2020-04-03 00:13 | パステル | Comments(0)