<   2014年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧

メタミスの村(完成)

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昨年来しばしば制作に通っているメタミスの村を、その村の一番上にそびえる教会も遠望できる位置からP6号の油彩にしてみた。人口約500人くらいのひなびた村で、集落としての村の姿も美しいし、周りの畑や丘の囲まれた環境も自然が多く残っていて特に純粋な感じがする。いつ行っても空気がさわやかである。

今までにも丘や村を油彩やパステルで描いてきたが、幾ら描いてもあきがこない場所である。その村全体も見る角度によって随分違った印象を受ける村である。



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by papasanmazan | 2014-06-28 20:58 | 風景画 | Comments(2)

夏のヴァントゥー山(完成)

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ギラギラした太陽の季節になってきた。プロヴァンスがもっともプロヴァンスらしい姿を現してくれる。パラソルを立て、イーゼルを据え、ピンク地の紙にパステルでヴァントゥー山と段々畑を描いてみた。夏はかえって山や景色が暑さでかすんで見えることがある。この日もヴァントゥーはうっすりとした色であった。

この辺りの緑はひときわ鮮やかである。畑や林、そしてポプラやところどころにオリーブも見えて緑の饗宴である。今年ははやくもラヴェンダーの花があちこちで見られるようになってきた。プロヴァンスの夏の始まりである。



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by papasanmazan | 2014-06-24 21:30 | パステル | Comments(0)

ひまわり(完成)

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今年もひまわりを油彩で描いた。F25号である。ひまわりの花をみると元気が出るとか、明るい夏の印象が強いとか、そういう感情は余り持ったことがない。絵にする時でも他の静物画と違ったところは少しも感じないのであるが、一つ特徴になるのはやはり黄色という色彩のあつかいである。陰気になるのもいやだがそうかといって明るく派手なばかりが能ではないと思う。

出来るだけ画面全体の中での色彩の働きを考えるようにしている。それから最近の制作は仕上げ段階でも細かく描くようなことは避けたいと思い出した。粗くて雑に見えてもかまわないから動きやリズム感があるままに仕上がればと思っている。この絵も実はかなり時間のかかった制作になったのだが、まだ粗い、といわれそうである。



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by papasanmazan | 2014-06-22 23:24 | 静物画 | Comments(2)

卓上のふくれっつら(完成)

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うすいピンクに塗られた机をよく静物画のモチーフを組む時に使うが、いつものふくれっつらの彫刻と果物かごなどをその上にのせてみた。ちょうど我が家の庭でとれたサクランボがたくさんあったのでそれも小さな白い器に入れて並べてみた。これだけでも充分な静物画の題材だが何か模様を使ってもっと流れの強い画面をと、今年の初めに行ったスペイン土産の黒の地に褐色の花模様の布を初めて使ってF12号のキャンバスに制作したものである。

以前よりも思い切りよく色彩が使えてきたかなと感じる。形も同様に無理せずに流れにそってフォルムを考えることが出来てきた。一応の満足は出来る作品になった。余りしつこくクドクドと描くのもこの頃は控えるようにしている。何かもっと必要ならばもう一枚キャンバスを替えて描き改めたほうがいいように思うのである。



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by papasanmazan | 2014-06-16 18:58 | 静物画 | Comments(0)

あじさい(完成)

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日本の六月、今頃は梅雨の時期だろう。あのジメジメ、ムシムシした気候が思い出される。さいわいフランスには梅雨がない。この数日は猛暑になっているが、ジトジトしたような不快感がなくって助かっている。

日本と同じく六月になるとあじさいの花があちこちで目ににつく。しっとりとした色のものが多いが、かなりどぎついような赤のものも見かける。我が家の庭のものをパステルで描いてみた.雨や湿度はないかわりに、ここ南仏ではミストラルが吹き荒れている。



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by papasanmazan | 2014-06-15 00:02 | パステル | Comments(2)

黄色い岩(完成)

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昨年から白い岩や赤い岩を描いてきたが、もういちど黄土の森に戻って黄色い岩も絵にしてみた。F15号のキャンバスである。今まで制作の場所にしていた黄土の森は完全に閉鎖されていて中には入れない状態である。しかし環境保全のためにはこれは致し方ないし、これで良いと思う。少し離れたところに違ったモチーフもみつかった。

制作の実際としてはかなり進歩出来たと思っている。それにこれからまだまだ続けてみたい気持ちもある。岩を描くというのは昔からの夢であった。もう三十年以前になるが、ちょうど長女が生まれた頃、三重県熊野の鬼ケ城の岩を見た時に妙にひきつけられたのである。まさかそれが場所も変わってプロヴァンスでこのような環境を与えられるとは思ってもみなかったことで、まことに有り難いことである。

加えて最近ちょっとしたことで念願の芭蕉の全集も手に入れることが出来た。これは今冬の個展に一時帰国した時に’手にすることが出来るのだが、芭蕉は最大にして、おそらく最終の目標だと思っている。不易流行をもっと突き詰めて考えていくのは自分の制作になくてはならないものだと確信している。



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by papasanmazan | 2014-06-10 18:46 | 風景画 | Comments(2)

農家とのこぎり山(完成)

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ヴァントゥー山と共にいつも目の前にあるのこぎり山、正式にはダンテル,ドゥ、モンミライユという名の岩肌がむき出しの山、もう何度絵にしたことだろうか。今回は手前に大きく農家をおさめてみた。火事にでもあったのだろうか半分が崩れている農家があって、その周りに数は少ないが何軒かの農家が集まっている。その背景にのこぎり山がくっきりと姿を現して、初夏の光のもとで全体が輝いたような風景である。P10号のキャンバスに描いてみた。

最近の制作では目の前の実景を重視はするものの、それから離れたような形や色を使っていくことが多くなってきている。その辺りの自分なりに統制をとっていくことを心がけていくようにしている。自然につきながら自然離れしている、といってよいだろう。



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by papasanmazan | 2014-06-08 19:30 | 風景画 | Comments(2)