カテゴリ:パステル( 58 )

ヒマワリの花


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先日のひまわりに続いてもう一枚パステルでひまわりの花を描いてみた。今度のは紙の地の色がピンク系で縦型に使っている、前作はグレー地の横型だった。今年は2003年の猛暑に匹敵する暑さに見舞われているフランス全土、テレビのニュースでも連日注意をよびかけている。そんななかでヒマワリ畑だけは元気な姿で目を楽しませてくれるプロヴァンスである。


ピンク地の紙を使い始めたのはプロヴァンスの風景になじみ出してからである。とくにヒマワリと強烈な光を感じていると何か青い空の向こうに明るいオレンジ色やピンクがかった色を思わず思い浮かべてしまった、その時以来この紙を使っている。ただ注意しなければいけないのは、この色の上にパステルを重ねていくと花の黄色とピンク地の色とがハレーションをおこしてただしいヴァルールがつかみにくいのである。制作している途中でも何度でも画面からはなれて、遠くから色の明度、彩度を確かめながらヴァルールを整えていく必要がある。







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by papasanmazan | 2018-08-02 16:30 | パステル | Comments(0)

ひまわり



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夏が来た、プロヴァンスのあちこちに紫のじゅうたん、黄色のじゅうたんが敷き詰められれている。ラヴェンダーとヒマワリの畑、そしてセミの声。気温も上がって日中の戸外での制作も汗だくである。


毎年この時期にひまわりをパステルで描いている。もうかなりの数の作品になっているはずである。以前の描いたものから比べると説明的なところがかなり少なくなってきたようで。客観的な表現を求めている人たちから見れば実感のなさを指摘されるかもしれない。しかし自分としてはその変化は大いに目指しているところである。


ひまわりといえばエネルギーの象徴、元気印の明るさなどを思い浮かべるのだろうが、現在のパステルの制作に当たってはそういった表現はまったく考えていない。もっと全体としての存在感だけを目指してパステルを重ねているだけである。





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by papasanmazan | 2018-07-19 03:31 | パステル | Comments(0)

ゆりの花

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庭の花もあれやこれやと咲き出して、今年はあまりパステルの花も描かずにいたのだが、毎年同じ場所に顔を出すゆりの花を見ているうちに急に紙とイーゼルを用意して描き始めていたのである。数多く出ているつぼみが皆咲きだすとどの花がどうなっているのか分からなくなる位に蕾をつけている。今のうちに描いておかないと大変だとばかりに制作に取り掛かった。


最近のパステルの紙はファブリアーノをよく使っている。以前はキャンソン・ミタントが主だったが、どちらの紙もそれほど質に差はないが、ファブリアーノのほうが少しデリケートな感じがする。


若い頃、千里の竹林をどんどんパステルで描いていたことがある。その頃はミタントばかりを使っていた。かなり描きこみを続けていくのにミタントの耐久性が便利であった。最近はそのような強すぎるような描き込みの必要がなくなってきた。







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by papasanmazan | 2018-06-14 21:56 | パステル | Comments(0)

赤と白のベゴニア



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今年も庭やベランダにベゴニアの花がいっぱい咲き出した。夏の間じゅう赤や白の色彩が楽しめる。最近はどうも天候が不順で、フランスのあちらこちらで浸水や雷,ひょうなどの被害が出ている。アーモンドなども沢山花が咲いて実がいっぱいなるだろうと思っていたら、急に寒さが戻って、せっかく付き始めていた実が全滅してしまっている。ぶどうや他の農作物の被害も大きそうである。


地球の温暖化とともに環境全体が壊れてきているのが実感されるが、そんななかで夏の花が咲き出している。ラベンダーもつぼみを見せているし、夾竹桃も咲き出している。そんな庭の景色のなかのベゴニアをパステルで描いてみた。久しぶりのパステルで、やはり時々はこのような花のパステルもいいものだと思う。





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by papasanmazan | 2018-06-07 22:15 | パステル | Comments(0)

ヒマワリと立葵(タチアオイ)

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夏の花二つ、ヒマワリと立葵をあわせてパステルで描いてみた。ヒマワリはもう随分描いてきたが、立葵は初めてである。日本の実家には芙蓉の花があって、それを若いときに描いた記憶はあるが、実はその時から立葵を油彩で描いてみたかったのだが機会がなかった。

フランスに来てからも道端や、垣根越しの庭などに立葵が咲いているのを見つけてはどうにかして描いてみたいと思っていた。マザンの家の庭に種を撒いてみたりしたが駄目だった。

立葵は何か元気がよくって,真っ直ぐで、野生的な感じがして好きである。これとヒマワリとを組み合わせてパステルにしてみたいと何年も前からアイディアだけは暖めていたのだが、最近偶然その立葵が手に入った、さっそくパステルを用意して描いたものがこれである。

夏のセミの声が聞こえるような作品になればいいと思いながら仕上げてみた。



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by papasanmazan | 2017-07-23 22:36 | パステル | Comments(2)

野の花

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若い頃、日本画に大変惹かれたことがある。美大は洋画科を卒業したのだが、日本画の持つ線の清潔さ、簡潔さが特に目について、いっそ日本画に変わろうか、などと考えたこともある。その頃は鉄斎、松園などをよく見ていたし、とくに宗達が好きだった。院展で青邨の知盛幻生を見たときの驚きは今でもよく思い出す。

そんな日本画のなかで草花図も好きなものの一つである。それにならってよく花のスケッチをしたものである。パステルで花を描く時にもその影響が残っているような気がする。

久しぶりにそのような野の花のパステルを描いてみた。プロヴァンスの野にもかわいくて、きれいな花がいっぱいである。もっと草花図鑑といったような作品も描いてみたいと思っている。



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by papasanmazan | 2017-06-24 12:13 | パステル | Comments(6)

ひまわり

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春になるとアーモンドの花が咲き、それから果物のそれぞれの花が咲きそろい、野にはコクリコが真っ赤になってプロヴァンスが輝きだす。空も真っ青である。巷ではカンヌの映画祭、それが終わるとローラン・ギャローズで全仏のテニス(今年はナダルが復活した)でにぎわう。それも一段落すると高校生たちのバカロレアの試験、その後は待ちに待ったグラン・ヴァカンス(夏休み)。これが春から夏にかけての駆け足に毎年過ぎてゆくフランスの行事である。

そして今、畑はひまわり、プロヴァンス地方にはラヴェンダーの花が加わってくる。今年もひまわりの花をパステルで描いてみた。これも毎年のことだが、バラと同じくもう描かずにおこうかと思いながら、やはり実物に接すると描かずにはおれない。

今年は花の数を多く、といってもほとんど咲くか咲かずの蕾を多く取り入れてみた。



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by papasanmazan | 2017-06-16 22:04 | パステル | Comments(2)

赤いバラ

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今年はバラの花のパステルを二枚描いたが、どちらもピンクの花だった。庭にはまだ赤い花のものもあって、それが今頃咲き出した。ピンクのバラより木が若くて、花もしっかりしている。

やはり庭に出て、パラソルをさしながらパステルで描いてみた。あまり花の数を多くするのは好まない。豪華で、派手さはあるかもしれないが、なんとなく目が落ち着かないような気がする。画面をスッキリさせて、余白の空間を生かしていくのが自分にはあっている。

それでつぼみや三分咲き位の花を構成の中に取り入れる。見ていて少し物足りないようなこともあるかもしれないが、清潔な感じの絵も大切だと思う。

画商の人は、うんと豪華で、花の色もとりどりに、出来るだけ厚塗りの油絵が売りやすい、という意見だそうである。



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by papasanmazan | 2017-06-08 13:42 | パステル | Comments(2)

アイリスと芍薬


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毎年アイリスと芍薬が庭に咲く。ほとんど手入れもしないのによく咲いてくれる。いつもはアイリスが咲き終わってから芍薬が咲き出すのだが、今年はどうした拍子かアイリスの咲くのが遅く、ちょうど芍薬の咲くのと同時になった。

今まではそれぞれを別にして描いていたものを今年は一枚のパステルにしてみた。かなり離れた場所に咲いているので仕方なく切花にして花瓶に挿してアトリエで描いたものである。せっかく咲いている花を切るのは家の花であろうと、野に咲いているものであろうとかわいそうな気がしてならない。こうして絵のモチーフにするかぎりは出来るだけいい作品にするしかおわびのしようがない。


まだ子供が小さかった頃、パリにいた時の幼稚園の友達だったフランス人の母子や、その幼稚園の先生がエポンヌに引っ越した我が家に遊びに来てくれたことがある。皆でお茶をした後で城跡の大きな自然公園に散歩に行ったときのことである。ひとりの母親がそのあたりに咲いている野の花を摘みだしたのだが、それを見ていた先生が、私は自然をそのままにしていたほうがいいと思う、と自分の意見を言った。するとその母親が急に恥ずかしくなったのか、その花をその場に捨ててしまったのである。すると先生がその花をひとつひとつ拾い集めて、せっかくだから家で花瓶に挿してあげましょうと持ち帰った、今でもこのときのことを忘れられないのである。



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by papasanmazan | 2017-05-27 14:55 | パステル | Comments(0)

コクリコ

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例年よりは少し遅いがコクリコが真っ赤に咲きほこっている。道端のあちらこちらに群れをなして赤色がとりわけ目に付いている。少し車で走れば車道の脇だけではなく、少しはなれた畑の一画が赤いじゅうたんで覆われたようになって、これも鮮やかである。

このコクリコヲをパステルで描くのは久しぶりである。南仏に移ってきてからしばらくはコクリコの多さに目を奪われて、春になると毎年パステルで描き続けていた。年によってその咲き出すのが遅かったりするとあちらこちらと探し回ったりなどしたこともある。

コクリコ熱もようやくおさまったかのように思っていたが、やはりあのオレンジや赤の色を見ると燃え立ってくる。今年は小さなパステルにしてみた。

隣の空き地にかなりの数のコクリコが咲いていて、ピクニック気分で制作できるのがなんとも有り難い話である。



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by papasanmazan | 2017-05-18 18:44 | パステル | Comments(2)