
昨年の6月に初めて柚鳥富士F30号を描いて、何か新しく富士山を発見できそうなきもちになっていたのだが、今年もほぼ同じ時期にP25号に同じく油彩で描いてみた。場所は昨年のイーゼルを立てたとこらから200メートル程はなれた所で、前景の緑が増えている。
描いていても以前よりは細部にとらわれなうなったように思う。全体を描こうという思いは同じなのだが、やはり省くところは省いていっていいのだという自覚が強くなってきているように思われる。できるだけ丁寧な仕事を心掛けているが、省略することとの葛藤とに頭を悩ませている。
しかし制作自体はかなり満足できる状態で、この夏以降もすでに描くことが決まってきている。