
地球温暖化が進んでいるのか、観測史上最も遅い富士山の初冠雪になった11月7日だったが、その日を過ぎても雪は続かず、もとの赤茶けた頂上だけが見えている。雪の富士を描こうと気持ちだけが昂ぶって仕方がない。
そのような中で季節の花のシクラメンが店に出てき始めた。アトリエに持ち帰ってさっそくパステルにしてみた。赤とピンクの花を買ったのだが、昨年から咲き続けている白のシクラメンもある。
まずはその白とピンクの取り合わせを描いてみた。やはり描いていると心は集中できるので、赤茶けた富士の姿は忘れ去ってしまう。そういった意味でも水彩やパステルの仕事は有難いし、もっと常に制作に向かっていようと思う。