
ツツジの花が沢山庭に咲いている。一昨年からこの花に惹かれだして油彩で描いていたが、思い立って水彩でも描いてみることにした。ツツジの花を題材にした作品はあまり多くないようだが、その形も角度に気を付けて観ていくとかなり面白いところがある。
花瓶にさしてアトリエに置いてみる。花だけを主体に考えてみたいのでできるだけ単純な構成にして描き始めた。水彩の軽さがなかなか快いものである。これも軽く鉛筆でサッとあたりを取りながら水彩の筆を走らせていく。
重なった筆使いもあまり多くないようにして、やはり出来上がりの美しさをよく見極めていく。テーブルや背景も全体の中のアクセント位に考えて描き終わった。4号の大きさである。