
個展があったり、他の雑用も重なったりしてなかなか新しく投稿が出来なかった。制作の方もまとまって時間が取れなく、この花の美しい時期に逸したモチーフもある。そんな中で一昨年から思っていたツツジの花の静物画だけは何とか二点仕上げるのに間に合った。
まずはF6号の紅白のツツジ、テーブルや白い布、背景などを出来るだけ構成的に配して、これは時間がかかって未完成のままになるのかと危ぶむほどだった。個展の時間の合間をぬって何とか仕上げることが出来、ホットしたのである。
ツツジの花をモチーフにするのはなかなか難しいのかもしれないが、魅力のある花で、色も形も一つ一つが特徴的ということがないのにもかかわらず全体としての表情に情感があり、また捕らえ方によって構成的にもなる。今回は出来るだけ構成的なものをめざしたのである。