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サントン人形


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南フランスの郷土人形をあしらったF12号の静物画である。サントン人形はもともとはキリスト生誕の物語を人形に託して広まっていった郷土玩具の一種で、キリストの誕生を祝って羊小屋に集まる人々を人形で表していったものである。

その個々の人形の収集が個人の趣味にもなって、あちこちの店やブロッカント(蚤の市)で売られるようになっている。いろいろとブロッカントを見て回ったがなかなか良い人形を見つけ出すことは難しかった。売っている方の商売人はあれこれとそれらしく理屈を言うのだが、見ていてそれほどいいと思うような人形には出会わなかった。

いくつかの人形は持っていたがその中のこの老婆の人形は一番気に入ったもので、時々は静物画のモチーフに使っていた。日本に戻ってもこの人形などを見て南仏をなつかしく思い出したりもする。ミカンや花を添えて静物画を描いてみた。



by papasanmazan | 2024-02-17 00:50 | 静物画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2024-02-26 21:02 x
ピンクの花やオレンジに負けないぐらい、サントン人形がいい味わいを出していますね~ ますます充実してきた画伯の静物画に目がうばわれます。
Commented by papasanmazan at 2024-03-04 18:40
ono7919さん、静物画の場合なんといっても物の置き方、配置がすべてになってくるような気がします。不自然なわざとらしい構成もいやですが、あまりありきたりなのも描く意欲がわいてきません。それでいつも画面全体の動きから個々の物の配置などを考えるようにしています。
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