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三保からの富士



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静岡県に引っ越した一つの理由に富士山という山だけではなく、海の景色を取り入れた富士も描いてみたいという意図を以前から持っていたからである。古くから和歌などでおおく親しまれた名所、浮世絵などでおなじみの大胆な構図、そういったものがやはり頭をよぎってくる。

もう四十年以前に伊豆の戸田から太平洋の大きな海を抱いて愛鷹連山の向こうに見える富士を描いたことがある。伊豆からの富士はまたいずれとして、もっと近くの三保の松原まで出かけて手始めに一枚水彩を描いてみた。

海と富士だけで充分なのかもしれないが、どうしてもここでは松も入れてみたかった。それらを配慮しながらかなりの場所を探してみた。風景画の場合なかなかこれといった場所に巡り合わないことが多い。しかしこれも仕事のうちの大きな要素である。今回もようやく気に入った場所にたどり着いたのである。

by papasanmazan | 2024-01-16 00:44 | 水彩画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2024-01-16 15:58 x
海と富士 ついに静岡の代表風景登場ですね。どのように展開していくかとても楽しみにしています。
Commented by papasanmazan at 2024-01-19 02:12
ono7919さん、私の経験としてはマルセイユ湾を抱いたセザンヌの風景画の海が目に焼き付いています。現実のエスタックの海も見て,このセザンヌの作品群も味わって、それ以外に海というものが思いつかないほどあの海の表わし方に引き付けられます。いったい海をあれほど面として扱っていける画家の力はどこから来るのでしょうか。
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