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パンパローニの少女像


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パンパローニの少女像を使ってF10号の油彩を一枚仕上げた。昨年の三宮での個展が終わってからすぐにこの像を使った水彩画を描いたのだが、モチーフはほとんど同じもので、それにフランスでよく使っていた古い籠を加えて構成した静物画である。

このブログに水彩画を投稿したときに説明したのだが、この像は古い知人の遺品である。この美しい思い出はこれからもしばしば静物画の制作に登場することだろう。

この油彩に籠を加えたのは少女像や背景の布の柔らかさに対してもう少し重みが欲しかったからである。水彩画と油彩ではおのずとこちらの要求する関心が変わってくる。油彩では時として重さが欲しいと思うときがある。もちろんそれは視覚の問題であって、モチーフの選択もさまざまに変化していくのである。

by papasanmazan | 2024-01-03 00:35 | 静物画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2024-01-16 15:01 x
 少女像を前面に出しながらもオレンジの入った籠が、全体のバランスをとってとてもいい味わいになっていいですね。色彩の構成、画面の構成、画伯の静物画ではいつも勉強させてもらっています。
Commented by papasanmazan at 2024-01-19 01:52
ono7919さん、この少女の像は思っているよりも難しく、なによりも物の配置、構成材料の選択に時間がかかりました。特に肩の線が何気ないようで、それでいて重要な要素で、全体に柔らかい感じを出したいと思いました。
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