
いろんな人からのもらい物が多く、今年は特に野菜や果物が豊富である。みかんや柿などの果物の他にスダチ,ユズ、それにカボスなどももらって、もう鍋物の季節になってきたのかなと感じているこの頃である。その中でカボスの緑色に惹かれて小さな油彩を描いてみた。サムホールの大きさである。
机の上に茎や葉のついたカボスの実を八つ選んで描き始めた。小さな画面(22,7×15,8㎝)なので他の物は必要ではなく、カボスだけが主題である.緑の色や、やや黄色がかった色だけが頼りの画面構成になる。
どんな小さな画面でもやはり変化を求めながら描き込んでいく。人間の目は正直で,対比や同調などを駆使していくと、そこに面白みが与えられてくるものである。小さな絵にも人を惹きつける何かをもたせたいものえある。