水彩画を日常的にどんどん描いていくのが自分にとって非常に役立つ、というのが以前からの考えだった。新しいモチーフにぶつかったり、何か感覚的に御せないことが起こったり、制作の行き詰まりを感じたりした時に一枚の水彩画を試してみるのである。
油彩などとはまた違った、一つの感覚の解放感を水彩の中に見出したりできることが多い.いわば制作生活の中での日記のような役割をしてくれる、と言えるのかもしれない。手を使った日記、それが自分の中にある制作心理を明確にして、段階を経て大きく新しい世界につながっていく。
兎に角どんどんと水彩を描いてみたい、という思いである。新しく見つけた富士宮からの富士を水彩で試してみた一枚である。これも時間をみて油彩画にもって行きたい場所である。今までの山梨側かの富士とは違った感覚になってくる。
★ 2022年11月22日(火)~27日(日)★
渋谷 アートギャラリー道玄坂で個展をします。
お気軽にお立ち寄り下さい。