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ケイトウ






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先日投稿したパステルのカンナに続いて、これもパステルで是非描きたいと思っていたケイトウである。昨年は花の数も少ない植木鉢のケイトウを描いて個展に出品した。今年はもっと自分の意図に沿ったものが描いてみたくて、花壇にいっぱい咲き並んだ花を選んで、横に目線を引っ張ろうとする構図にしてみた。

花の美しさを取り上げて、特に装飾的に表現していこうとする画面もあるだろうが、全体の流れを考慮しながらダイナミックな構図を作り上げていきたい画面も一つの魅力である。例えば光琳の燕子花の屏風絵などはその個々の花の美しさよりは全体の迫力に圧倒されるのである。あるいはパステルを使ったそういう大作も考えられるかもしれない。

やはり花という主題にもいろんな表現法があるだろう、ただ単純な美しさを求めていってもいいし。もっと大掛かりな取り合わせも一つの方法だろうと思う。ここで一つのヒントになるような俳句、
  鶏頭の十四、五本もありぬべし   正岡子規
この句は単純なのだろうか、複雑なのだろうか。

by papasanmazan | 2022-10-04 17:37 | パステル | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2022-10-11 10:44 x
赤い「ケイトウ」素晴らしいです。洋の東西を問わず、先人の描いた名画の色褪せないすばらしさの何たるかをよく理解し、更に昇華させ独創的なセンスで再構成されている画伯の作品から、美の本質とは何かをいつも気づかされています。
Commented by papasanmazan at 2022-10-14 08:43
ono7919 さん、ケイトウやカンナなどはまだまだ描きたい構図が思い浮かびます。とくに赤という色に思い入れが強いのかもしれませんが、花や果物など、それに最近では赤い富士に制作がかたよっているきらいもあります。
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