先日投稿したF15 号の杉と赤松を描き終わって、すぐに今度は少し大きいF30号のキャンバスにほぼ同じ場所から、同じ主題で制作を続けた。F15号を描いている途中からもっと森の深さに囲まれた感じが赤松と杉の連なりを通して表現できればという思いに至ったからである。
段々と自分の表現したいと思うものが明確になって、それが毎日の生活の糧になっていく、それでいいのではないか。死ぬまで勉強である。若いころと違って戸外で大きなキャンバスに向かうのも楽とは言えないが、やはりこのくらいの大きさの制作は当たり前にこなさなければならない,でないと腕が縮こまってしまっていけない。
まずは思っていたところまでは出来上がってきたが、今度は少し時間をおいてもっと大きな画面を考えている。今年は雨の日が多く、予定している富士の制作をまずは終えなければならないからである。