家のまわりにツツジの花がいっぱいである。庭には小さなピンクと赤の花が咲いているし、車で通る道のあちこちに白や濃い赤、オレンジ、黄色の花が植えられている。見る目にも何か春から夏への躍動が感じられる風景である。
そのツツジの花を庭から少し切り花にしたものをパステルにしてみた。ツツジの花を描くのは初めてである。好きではあったが描いてみようと思ったことがなかった。まだ若いころ両親を車で葛城山までツツジの群生を見に連れて行った記憶がある。
先日この辺りに多いミツバツツジを描いてから急にこのツツジというものに惹かれだしたのである、何かに引っ張られるようにパステルや油彩で描き始めている、そんな中の一枚である。