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溶岩樹型の森(6)



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溶岩樹型の森の第五作目を一月の末にこのブログに投稿してからすでに二カ月以上たってしまっているが、その間F12 号のキャンバスに第六作目をずっと描き続けていて、描き初めからうまく調子が出ていたので早い時期に仕上がるものと期待していたのが、今年の四度にわたる大雪で全く戸外での制作がストップした状態のままになってしまった。


ようやく雪解けとともにこの溶岩樹型の森も仕上がった。五作目がF20号だったのに対してF12号と、少し小さな画面ではあるが、もう少し純粋な色彩と形に持ち込めてきたような気がしている。純粋なというと違った意味にとられるかもしれないが、対象物に対する説明の要素が少なくなったということである。物の説明が必要なくなった分、画面自体に集中した制作が可能になってくる。


全く自分の考えだけで制作を推し進めるという訳ではなく、主観としての自分、客観としてのモチーフ、この二つの関係が対立するのではなく、もっとこの二つの奥に透過していくところを描かなければならないと気づいてきたこの頃である。

by papasanmazan | 2022-04-09 08:13 | 風景画 | Comments(2)
Commented by ono at 2022-04-10 21:17 x
これまでも「溶岩樹型の森」の連作を拝見しそれぞれに表情があり気に入っていました。今回の作品は今までとは空気が変わったような…例えが悪いですが 荒ぶる馬を飼いならしたような 画面から精神的な落ち着きと安らぎが感じられ 全体がピッタリと収まって今までとは違った感動を覚えています。
Commented by papasanmazan at 2022-04-13 03:28
ono さん、お言葉のとうり、この作品は自分のなかでもはつきり今までと違った印象をもつものになってきています。これからが問題となってくるのでしょうが、やはり気分は高揚してきます。どこまでいけるのか未知は未知ですが、頑張るしかないのでしょうね。
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