人気ブログランキング | 話題のタグを見る

夏の富士

夏の富士_c0236929_12021089.jpg


先日投稿した油彩画に続いて水彩でも夏の赤い富士を描いてみた。まったく同じ場所にイーゼルを立てて描いたものである。
水彩画でもいつもイーゼルを使って自然の中で描く。記憶に頼ってアトリエで製作したり、写真を使ったりは決してしない、いつもモチーフを目の前にしての制作である。

水彩を描いているといつも筆の運びに気持ちが集中する。いわゆる筆のリズムといった感じで、それが鈍くなってくると自然と画面も精彩のない、重苦しくなった表現になりがちである。特に透明水彩の軽やかさはそのみずみずしさとリズム感をもとにしているようである。

M15号の油彩作品と比較すると随分抜けたような、何かが足りないのではないかと思われるような出来上がりであるが、ここで筆をおいてもよいとはっきり判断したつもりである。

by papasanmazan | 2021-10-06 17:42 | 水彩画 | Comments(2)
Commented by ヤマセミ at 2021-10-12 17:09
水彩のやわらかさの中にも凛としてそびえる富士山…素敵ですね~
Commented by papasanmazan at 2021-10-22 09:56
ヤマセミさん、持論ですが、水彩を描いていくことは大変に重要だと思います。単に油彩のための習作などということではなく、画面という考え方にとって水彩はなくてはならない感じがします。ここには油彩以上に自分というものを超えられる、何か神秘的なものが含まれているのかもしれません。
<< 熔岩樹型の森(4) 松と夏の富士 >>