プラムを描くのが面白くなって、小さな水彩にも試してみた。三つのプラムを置いて、バックにフランスでよく使っていた端切れ見本の内から色の見合ったものを選んで組み合わせた水彩画、17×10㎝の画面である。こういった簡単な組み合わせの物をたくさん試していくのは良い事である、ほとんど生活習慣にする具合に’訓練した方がいい。
とにかく筆の運びなり、色彩の感覚なりを積み重ねていくことが大切である、物の置き方が難しいと静物画を始める人が言うのをよく聞くが、最初から作品ばかりを企てるからそうなるのだと思う。もっと日常的に身の回りの物を描く練習なり、習作をたくさんすべきである、その中から作品にしていけるようなものが見えてくるのではないだろうか。
そのためにも鉛筆や、水彩などを大いに活用した方がいいし、紙などもそれほど専門的な物ばかりではなく、小学生の使うような画用紙やケント紙、スケッチブックなどを利用したらいいと思う。とにかくドンドンと描いていくことだけが上達につながる道だろう。