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赤松の林(3)






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赤松の林をF15号、P12号と二点制作してきたが、制作場所は同じところでもう一点、F10号に描いてみた。前二作が松の幹に目をむけていたのを、こんどはもっと枝の交錯や方向の構成に気を配ったものである。

この三作目のものが絵としては一番見やすいかもしれない。あるいは描き慣れたせいもあるかもしれないが、制作していてあまり滞りはなかった。実際の仕事としてそれぞれの画面に対する意図も違っているし、出来上がってくる作品の見栄えも様々なものになるのだろうが、同じ主題で連作していくのは有意義である。

一枚の完成品から続いて飛躍したものが次々に出来上がってくれば、これほど作家冥利につきるものはないだろうが、そううまくいくばかりではないだろう。駄作もある、退屈なものも出来上がる、色々と苦労もあるが、一定の水準を保つのはなかなか難しいことである。

by papasanmazan | 2021-06-15 22:33 | 風景画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2021-06-18 22:19 x
「赤松の林」の連作素晴らしいです。画面から醸し出される空気がそれぞれ違っていて面白いですね。そんな中でも「赤松の林(2)」が 穏やかでゆったりした気分に包まれ今の自分にはピッタリきます。
Commented by papasanmazan at 2021-06-24 09:19
ono7919さん、再発見した赤松にこんなにひっぱられるとは思ってもみませんでした。モチーフとの出会いもどこにあるか分からないものだということなんでしょう、もっと意識的に探すべきなのかもしれません。少し時間をおいて赤松はまだ描いてみたいところがあります。
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