
先日のF12号、富士と山中湖に続けてF15号にもほぼ同じ主題で油彩の制作をした。描いた期間も前後して同じころ、今度のが画面左に木立を配し、少し制作場所が低い位置である。
この作品も自分としてはうまくまとめ上げることが出来たものである。描いているリズムもうまくはかどって、途中の迷いもほとんどなかった。富士の山を取り巻く他の要素もあまり説明的にはならなかったようで、全体として一枚の画面を形作れたように思う。
この考え方、一つの画面、タブローというものを作り上げていくのを制作の基本にしていくこと、今後これを徹底させていくのが絵画人生の最終目標である。