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立ち葵


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昨年の日本での個展で立ち葵のパステルを二点出品したが、今年も一点、やはりパステルで描いてみた。昨年は立ち葵の花が道端などになかなか咲いていず、モチーフを探すのに苦労したが、今年は沢山咲いている。花の色もかなり濃い色のが見つかった。


昨年の二点もパステル画としては大きい部類のものだったが、今年はもっと大きく,330×576㎝、と細長いものを縦型に使った。昨年からのねらいで、この次は背の高い、いかにも立っている感じの立ち葵を考えていた。

実際の制作はすべてスケッチをもとにしている。アトリエでの制作で、落ち着いたリズムで描いていけるが、この大きさのパステル画に表現しきるのはかなりの苦労だった。赤、白,濃い赤の花のそれぞれのバランスなどを見るのに何度も遠くから画面を眺めたり、紙の地の色とパステルで彩色した部分との総合など、相当に時間のかかった制作になった。








by papasanmazan | 2020-06-22 23:22 | パステル | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2020-06-25 19:43 x
すてきですね!粋で品があって拝見していて心地よい魅力に目が釘付けです。すっくと立った姿から上村松園の美人画を思い出しました。画伯の心意気が感じられる見応えのある作品です。私などは道端の立ち葵を見てこんなにも美しく感じ取ることができないだろうな~
Commented by papasanmazan at 2020-06-26 15:47
カワセミ さん、上村松園といわれると何か面映ゆい思いがしますが、立ち葵は若い時から描きたいと思っていた花です。実家には芙蓉の花があったのですがあまり魅力がなく、どうしても立ち葵と思っていました。昨年の二点でまた親近感が増したようです。
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