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アーモンドの花とマザン





アーモンドの花とマザン_c0236929_22273245.jpg

マザンの村の周りはアーモンドの花が盛りである。うすいピンクや白の花があちこちで咲いている。いつもより早い春がやってきた。景色も明るくなって戸外の仕事も楽しくなってくる。

我が家から車でほんの五分程のところに、マザンの教会がクローズアップされて、村全体が見渡せる格好の場所がある。ちょうどアーモンドの花との組み合わせのできる時期なので、現場でパステル画に取り組んでみた。

パステル画といってもそれほど軽装ではない。かなりの本数のパステルとイーゼル、椅子なども用意していくので、油彩の時と変わらないくらいの重さである。

描き出しはパステル特有の柔らかくてかるいタッチであるが、時間が経つにつれ自分の気持ちも集中度が高まって,描き込みが強まってくる。時には下地の紙がもう持たないのではないかと思う事もある。

ここらが限界かと思われ、自分でも納得のいくところで完成である。

by papasanmazan | 2020-02-26 07:10 | パステル | Comments(2)
Commented by オビカイ at 2020-02-27 13:39
アーモンドが勝手に頭の中で変換されてサクラに見えてしまうのは日本人の性ですね…。
教会の色とたたずまいは変わらずフランスなので、画面のなかで日仏の要素が融け合っているようにみえて素敵です。
Commented by papasanmazan at 2020-02-27 19:55
オビカイ さん、確かにアーモンドの花は桜の花とほとんど同じような感じで、少しソメイヨシノの花よりもおおきく、またもう少し花びらもしっかりしています。うすいピンクの花はどちらかというと日本の山桜くらいの明るく、凛とした姿で、見ていて気持ちが上向きます。
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