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キャロンの家と松





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今年の一つの目標はプロヴァンスの村の建物や集落を描くことである。この地方に住んでもう15年以上になったのだが、ヴァントゥー山をはじめとしてプロヴァンスの風景を随分油彩や水彩で描いてきたが、いわゆる石造りの家を主題としたものは少なかった。


以前定期的に個展をしていたデパートの画廊から、もっとプロヴァンスらしい風景、村の中の花を飾った家々や、雰囲気のある店などの情景などの絵を描いたほうがいいといわれたことがある。パリで言ったらセーヌの川岸や凱旋門をあしらった絵、フーケッツの赤いサロンを描け、といったところだろうか。どうも私には気乗りもしないし興味のない話だった。


しかしプロヴァンスの家並みや村の集落を造形的に扱いたいとは前々から思っていた。素朴で飾りのない構造的に強いものを求めていたのである。まずはマザンから近いキャロンの家と松を並べて描いてみた、P8号のキャンバスである。

by papasanmazan | 2019-03-21 20:12 | 風景画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2019-03-27 19:23 x
風景に溶け込んでいる南仏の家々は 木々や岩と同様にとても魅力的です。
Commented by papasanmazan at 2019-03-27 20:43
カワセミ さん、最近のプロヴァンスの建物も以前とは違って、本当の石造りが少なくなりました。いわゆるブロックをつんでいって、最後の外壁の塗装で石造り風に見せかけているものが大半です。本当の石造りにするとコストが全然違ってくるのだそうです。。この世の中、どこでも薄っぺらくなって来ました。
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