モデーヌの村


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サムホールのキャンバス、0号に続いて小さなサイズだが、それにモデーヌという、これも小さな村の風景を描いてみた.南仏特有の鐘楼が魅力的な村で、いつもはこの鐘楼や平べったい教会の姿を構図に入れながら描くのだが、今回はもっと北のほうへ離れた遠いところから農家の存在を引き立たせながら制作してみた。

農家を通してあざやかな緑の畑が縦横に視線をひっぱっていってくれる。こういう風景はもちろんどこにでも見られるものだろうが、なんだか懐かしく,悠久なものを思い出させてくれるようで、以前からあこがれていた構図である。なんでもない内容だが,割合に描いてみて難しいものである。

余りしつこく描くのではなく、できるだけアッサリと見せる、それでいて構成の中で重要な部分を占める、これはやはり難しいコツだと思う、また難しいと分かっていたので少し躊躇していたものである。今後ももっと大きな画面にまで発展させていきたい風景画である。


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by papasanmazan | 2018-10-02 18:36 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2018-10-09 16:48 x
きれいですね~ 緑のグラデーションとオレンジの絡み合いが見事で、大胆かつ微妙な色の変が旋律をもって画面に響き渡っているようです。
Commented by papasanmazan at 2018-10-10 18:52
カワセミ さん、こういうサム・ホールのような小さな画面で見せ場を作るというのか、何かを訴えてこうというのはなかなか難しいことです。ただ大きいものを小さく取り扱ったというようなことでは画面が持ちません。小さな画面になるほど対比などを明確に、そして描き込みもしっかりしていく気もとを持つのが大切だと思います。
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