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ヴァントゥー山と丘の小屋

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小さなF0 号の油彩である。大きなヴァントゥー山を背景に丘の中腹にポツンと小さな小屋が建っている。人が住んでいるのでもなく、何かを置いているような様子もない。その小屋のあたりに人の気配もないのでいったい何のための建物かも分からない。しかし捨て置かれているにしては屋根も壁もきれいな色をしている。

ちょっともったいないような気もするので絵の題材にさせてもらった。大きな自然の中にある小さな小屋をキャンバスの規格としては一番小さなF0号に描いたのである。こうした大きな世界をうんと小さな画面に現すというのも一つの面白さである。

絵画の制作では画面の大きさを選ぶということが大変難しく、重要な要素になる。ただなんとなく描き始めるのではなく、この大きさで、こういう感じで仕事を進める、ということがはっきりしてからとりかかなければならない。そのあたりがアイマイだと仕事の完成まで何か引っかかったような制作になってしまう。



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by papasanmazan | 2017-06-06 03:22 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2017-06-08 15:47 x
ダイナミックな筆づかいがとてもF0サイズとは思えず、大画面で拝見しているヴァントゥー山と変わりなくどっしりと横わっている。小さな画面に閉じ込められた大自然が、のびのびしているのがむしろ不思議なくらいです。
Commented by papasanmazan at 2017-06-11 14:26
カワセミさん、小さなキャンバスに大きな世界を取り入れていくのは一種の快感です。小さな芥子粒の中にも全世界が存在するような気持ちにさえなります。
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