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赤土と松

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単純に赤と緑の対比だけを主題にしたF10号の風景画、赤土と松である。モチーフとしても考えとしてもあまりに単純すぎるので絵にしようかどうかかなり迷ったのだが、思い切って制作してみた。こういったものはやはり難しいというのが実感であるが、いい勉強にもなる。

いわば碁盤目の上に赤と緑のタイルを順々に陣地取りのように並べていくような仕事と同じようなものかもしれない。画面に現れてくるものも無表情である。情緒的、感情的にもとらえようがない。

しかしこういったものの中になぜか存在感を感じるのである。一般的に言う空間からは少し離れ去ったところの存在感である。小手先では扱えないような相手だと思う。



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by papasanmazan | 2017-05-15 01:06 | 風景画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2017-05-16 14:57 x
いい絵ですね~ 画伯の作品はどれも健康的で拝見していてとても気持ちがいいです。グリーンとオレンジのほどよい対比が爽やかで、それでいて深みがあり、いつまでも絵の中を散策していたい気持ちです。
Commented by papasanmazan at 2017-05-17 18:29
カワセミ さん、絵にも清潔な絵、またそうでないものがあるようです。やはり描いていても、また見ていても清潔なほうがいいと思います。これは生まれてきた時から本来個人が持っている体質的なものに要因があるように思われます。絵画の表面に現れたものだけに限定されたものではなく、もっと本質的、本来的な何かがあるような気がしてなりません。
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