花瓶のバラ

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若かりし頃に聞いたフォークソングの歌詞のように庭にバラの花がたくさん咲いて、やはり見ていて心がなごんでくる。大きな花も咲いて立派なものである。天気が下り坂で雨模様の日、いくつかの花を花瓶に挿してアトリエでパステル画にしてみた。グレーの地色の紙である。

パステルは出来るだけ軽いタッチであたりをつけながら描き進めるようにしている。紙の性質上それほど強い筆圧には耐えられないので軽く、軽く色を重ねながら決定的な形を探し出していくわけである。それとあまり一つの所にこりかたまらないようにしておいたほうがいい。先ほども言ったように紙の表面がだめになってしまって、その先パステルがのらなくなってしまうことがある。

これはパステルだけに限らず、水彩でも油彩でも制作の過程である一箇所にこだわりすぎるのはよくない傾向である。出来るだけ全体感を重視しながら制作を進めたほうがいい。といいながらなかなか思うように進まず、途中で悩みこむことの多い毎日である。



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by papasanmazan | 2017-04-28 00:23 | パステル | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2017-04-29 16:09 x
スックと伸びた勢いと清廉・無垢な清々しさに心が洗われるようです。この頃に咲くバラの勢いと美しさが、画面の中で永遠に保たれた嬉しさを感じながら拝見しています。地色のグレーが上品ですね~ 同じ色なのに随処随所でいい味わいに色が変化して見えるのが不思議です。
Commented by papasanmazan at 2017-05-01 19:05
カワセミさん、パステルのバラも随分描いてきましたが今でもやはり新鮮な気持ちがします。花の美しさには何も理屈など必要がなく、そのままの姿勢で制作に打ち込めるので好きです。
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