裸木と笠松

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冬の裸木も魅力的だ。若いときから好きだったが南仏に来てからもなんとか作品にしてみたいと思っていた。木の幹や細かい枝ぶりを赤っぽくあらわしてみたかったのだが何か軽すぎる感じのものばかりになっていた。

今まではほとんど裸木ばかりで構成して制作してきたのだが、ちょうど笠松と裸木が重なり合った風景に出くわした。これはいける、裸木の色を生かすのに笠松の深い緑を対比させてくるのはいい方法だと喜んだ。

細長いキャンバス、M 6号を選んで制作してみた。ちょうど裸木の間から人家も見えていて変化のつけやすい作品になってきた。笠松は丸い、ずんぐりしたような形が面白く、色の対比だけではなく形の裸木との取り合わせも目新しいものである。


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by papasanmazan | 2017-03-15 15:58 | 風景画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2017-03-19 14:14 x
説明的でなく色と特徴だけでシンプルに構成された画面が、東洋的な感じがして何かしら印象深い作品です。
Commented by papasanmazan at 2017-03-23 00:28
カワセミさん、たしかに見た目には油絵からは少し離れた範疇の絵に見えるかもしれません。日本人の体質がやはり出るのでしょうか、また自分でも西洋に対する東洋というものを意識しているのは事実です。
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