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白樺にかこまれた修道院

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ヴナスクに上がっていく道の入り口に白樺でかこまれた修道院がある。葉っぱの繁った時期にはほとんど姿が見えないが、冬の葉の落ちた時には白樺や木々の幹の間から建物が少しづつ現れてくる。こういった光景は以前から描いてみたくて、何度も挑戦してみたりはしたがなかなか納得のいくものにならなかった。色のつなぎが難しい。


今回はF8号の油彩である。なんとかこの作品はかなり自分でも気に入ったものになって、さて何故ここまでたどり着くことが出来たのか、どういう制作過程だったのか、など色々言葉で整理してみようとするのだが、なかなかその言葉ににはたどり着かないままである。普段は割に頭で自己批評をしたりするほうなのだが、この絵に関してはどうにも妙な具合で、ひょっとすると作品の方が勝手に出来上がってしまって、こちらの頭がそれについていってないのかもしれない。その分もどかしさは残るが、いずれ言葉のよる答えが出てくるかもしれない。この辺りのことは大変に重要で、言葉による認識がないと本当に分かったとは言えないのである。また本当の安心も得られない。


しかしながらこの作品は完成したことだけは確かである。




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by papasanmazan | 2017-01-30 18:47 | 風景画 | Comments(2)
Commented by みみずく at 2017-02-01 14:44 x
熟れたバルールで展開されるモチーフ、画伯の世界がまた一歩開けたような新鮮さを感じる作品だ。複雑な樹間が見事に表現されていて拝見していて何とも小気味よい。
Commented by papasanmazan at 2017-02-03 19:43
みみずくさん、別にはかったわけではないのですが、今年は何故か白樺を描いた風景画が多くなりそうです。少し白樺に関しては昨年辺りから描きやすくなったように思います。その他にも随分以前によく描いていた菖蒲や蓮などの連作もまた復活させたくなってきました。まだ描きかけのものも多く、どれに照準を当てたら良いのか迷うところです。
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