
午前中の光の中で先日のP10号のサン・トロペの笠松と海を描き、少し休んでから午後はF6号にサン・トロペを遠望した風景を描いた。とにかく笠松がいたるところに見られ、手前の大きな面積にもその鮮やかな緑があちこちに広がっている。海をはさんで手前にサン・マクシムの保養地、向こうにサン・トロペの町が見えている。場所柄もあって船やヨットの白色が地中海の色に映えている。
画面としてはもう少し大きなキャンバスでもよかったかもしれない。しかしこの風景なら10号までだと思う。それ以上の大きさだとずいぶん俗っぽい絵になりそうな気がする。どの絵の制作でもキャンバスの大きさを選ぶときには注意が必要である。つい選び方が悪いとあとあとまでひっかかって、悪くするともう一枚描き直した方がいいのではないかと思い始めて、制作に集中できない場合がでてきたりもする。
11月1日(火)~6日(日)まで横浜で個展をします⇒
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