のこぎり山とぶどう畑

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家から歩いて二、三分ののこぎり山と手前にひろがるぶどう畑の景色である。サムホールの小さなキャンバスにまとめてみた。実景は色彩も鮮やかで、広がりもあって魅力に富んでいるが、さて小さな画面にするにはポイントのつかみにくい制作になった。

奥行きがなかなか表れてこないので困った。以前なら何度も現場で色彩の調節を繰り返して、少し重くなったヴァルールでもって自分を納得させていたが、ようやく最近では同じ現場で描きながらも、画面の感覚ということを優先させながら制作を進めることが出来るようになってきた。結果的には絵に軽みがでてきたように思う。

決して手軽な、安易な意味での軽みと言うことではないと思っている。前にも増して制作の自覚がはっきりしてきている、ということなのだろう


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by papasanmazan | 2016-08-11 16:25 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2016-09-05 15:56 x
何気ない風景だけどキラキラ輝いて見える時があるように、この作品が丁度そのように見えます。行ったことの無い場所なのに、何故か胸がキュンとなる郷愁を感じ不思議な気がします。
Commented by papasanmazan at 2016-09-06 19:01
ono7919さん、サムホールの小さな絵ではあるし、景色も家のすぐそばの見慣れたものでもある、こういった手軽さにこそ大いに落とし穴がひそんでいそうです。日常茶飯事の中に大切なものを見つけ出さなければならないと思います。
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