梨とレモン

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F4号のキャンバスに五つの梨とレモン一つを組み合わせた静物画を描いてみた。こういった果物などの組み合わせの場合、普通は個数を奇数個にする方がバランスが取りやすいのだが今回は合計で六個、しかもレモンが一つだけとアンバランスである。

ただ奥に置いた布の模様を大切にしたく、また手前のテーブルの白い布の右下の切れ方などを総合していろいろ置き換えてみたりしながらこういう配置に落ち着いた。

物のおさめ方、配置、全体の構図でその作品の声明は決まっていく。最初の構想が悪いとどうにも最後まで持っていくことができない場合が多い。油彩をほどこす前がいかに大切か、こんな単純なことにもいyつまでもこだわり続けるのである。



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by papasanmazan | 2016-08-09 17:52 | 静物画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2016-09-05 15:43 x
布のダイナミックな色彩の中で洋ナシのグリーンがとても爽やかです。右下の布の切れ方が作品に及ぼす影響がどれほどのものなのか、手でその部分を隠して見たら確かに画面の緊張感が全然ちがう・・・なるほど画面を構成すると言うことはこう言うことかと大変勉強になりました。
Commented by papasanmazan at 2016-09-06 18:57
ono7919さん、ちょっとした要素が画面に大きく影響してくる場合が多く、それだけに描き始めの構想と、制作途中の見守りは大切なものです。作品から離れて、少し距離を取って自分の絵をよく見つめておく、簡単なこの繰り返しが作品に命を与えてくれます。
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