ドン・ジョン(小さな塔)

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ロワール川の流れに沿って時代、時代の城が残されて今も多くの人々の目を楽しませてくれるのだが、そのような観光的なものだけでなくてもフランスのあちらこちらで古い城を見ることが出来る。城の建築や歴史に興味のあるひとにはこれも一つの楽しみだろう。

その城でよくみかけるのが小さな塔、ドン・ジョンである。城によってはいくつも、いくつもドン・ジョンが建っていたりする。どのような役目があるのかは知らないが、構成的にも絵の題材になりそうで、何か現代とは経だたった雰囲気もある。

そういった城に付随するドン・ジョンだけではなくマノワと呼ばれる大きな家や普通の農家にでもドン・ジョンが残っていたりもする。それらになんとなく歴史を感じるのもフランスの風土の魅力である。

いつも制作にかよっているバルーの城の近くのブドウ畑の中に、小さな森に囲まれた家と小さな塔を見つけたので、これも小さなF4号のキャンバスに描いてみた。



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by papasanmazan | 2016-07-24 16:41 | 風景画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2016-07-25 16:20 x
フランスと言う所は本当にモチーフに事欠かないところですね~ 画伯の作品を拝見していると、そこ此処にさりげなく味わいのある光景が点在しているようで・・・画伯だからこそ自然の方から語りかけてくるのでしょうね。余分なものは無く、色と形だけで充実した存在感のある画面が、目をくぎ付けにします。
Commented by papasanmazan at 2016-07-29 19:05
ono7919さん、風景画のモチーフとしては確かに日本に比べるとフランスは豊富です。豊富というより多すぎて目移りがする、と言っても過言ではありません。しかししかしそのような多様な風景の中でも自分というものに合致してくるものをよくみきわめなければならないと思います。
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