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百合と金魚草

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春になっていろいろな花が咲きだすと気ぜわしくパステルの用意をするのが毎年恒例なのだが、今年はどうも水彩ばかりが気になって、ほとんどパステルを忘れてしまっている。そんな時ふとヴェランダに目をやると、百合と金魚草が同居している石のプランターが妙に明るかった。

なんとも綺麗な色の取り合わせ、これはやはりパステルの世界である。やおら制作にかかったわけである。パステルも随分描いてきたが、これもいずれもっと本格的な人物画などに応用していっていいと思っている。日本にいるころよく描いた竹林などはかなりの描き込みをしたものだが、意外と紙というものは強いもので、無茶なパステルの押しつけをさければかなりの耐久性が保てるものである。

百合の花の占める部分と金魚草をばらけさせていくのとをとりまとめながら描いてみた。



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by papasanmazan | 2016-06-14 18:36 | パステル | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2016-06-19 15:11
画伯の画面で咲く花はどれも気品があって素敵です。咲き誇る花の美しさを画伯の感性を通して 画面の中で別の美しさとなり永遠に咲き誇っている・・・絵てすごいな~と思います。
Commented by papasanmazan at 2016-06-19 22:35
カワセミさん、パステルを使っての花の世界もここまでかな、と思っていたのが、少し時をおいてまた描きだしてみると、やはりそれなりに進歩するようです。
以前よりももっと奥に美しさが潜んでいるような感に襲われ、自分でも驚いたりしています。やはり限りのない世界がこの美しさの本質なのかもしれません。
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