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ヴァントゥー山とマザンの村

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小さな16・5×13cmの風景画、いわば手のひらサイズの水彩を描いてみた。気にいった水彩用の額縁があって、それにあわせて描いてみた一枚である。自宅のすぐ目の前の場所からで、いつも見慣れた風景ではあるが、これも気にいった場所である。

水彩やパステル画は作品が出来上がってから額縁や中のマットの大きさを決めていく場合が多いが、このように前もって決まった大きさに作品をあわせてゆくこともある。私はどちらかというと大きさが決まっている方が描きやすい。自然の中の風景を限定して、切り取っていきやすいからである。しかしほとんどの場合前者のあとでマットの大きさを決めるということになっている。

もっと水彩を描いてみたいと常々思っているのだが、つい油彩の制作が主になって水彩がはかどらない。しかし考えとしては水彩も油彩も同等だと思っている。決して油彩の習作として水彩を考えてはいないつもりである。げんにF30号の油彩で同じテーマのヴァントゥー山とマザンの村を描き始めているが、どちらにも思い入れは同じである、ただ表現手段が違っているだけの話である。


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by papasanmazan | 2016-04-20 18:11 | 水彩画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2016-04-26 15:48
キラキラ輝く春の光の中で、マザンの村がさりげなくでも確かに存在している。油でよく拝見するマザンの村も、水彩画になるとなぜか心を許して? ああきれい~ って顔がほころんでくるから不思議です。
Commented by papasanmazan at 2016-04-26 18:20
カワセミさん、もう少し制作の予定をこなせたら、とにかく水彩をたくさんやるつもりでいます。自分の思う方向で水彩画必ず必要だと感じています、油彩もそれに並行した形で進むのがベストな気がします。
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