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オリーブの林から

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プロヴァンスの野はいたるところにオリーブの木がある。常緑のやわらかい色が冬のさびしいはずの風景をどこまでも温かい表情に保ってくれるのがなんとも有難い.小高いところにあるオリーブの林から畑や村がひろがってみえるプロヴァンスの風景をF8号のキャンバスに描いてみた。遠くにはアルピーユの山並みも見えている。

畑には少し丈が伸びてきた麦でうっすらと明るい緑が彩られ、土の無表情な表面に変化を与えてくれる。遠望しているモデーヌの村の家が暖色の配分にもってこいである。そして手前にはオリーブの木々が複雑な表情の銀色がかった緑をみせている。これがまた光を浴びて刻一刻変化していくのである。

なにか大きな手のひらで握りしめたい様な、そして一つの永遠に続くような安定したものに仕立て上げたいような風景である。



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by papasanmazan | 2016-02-25 11:27 | 風景画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2016-02-26 17:23 x
オリーブの葉の白さはきれいだけど 絵にするには厄介な色のように思えるけど、画伯の作品の中ではそれが見事に生かされ、画面にやさしさと早春の暖かさを感じ素敵です。
Commented by papasanmazan at 2016-02-27 16:58
カワセミさん、オリーブのほとんど銀色にも見える葉の表現は上手く描かないとまるでガラス球のように見えることもあります。難しいのは難しいのですが、あの魅力は描かずにはいられなくなってしまいます。もう少しオリーブを大きく扱ったものや、画面全体にオリーブをおおったものなどができあがればいいと考えているところです。
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