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オリーブの中の農家

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今年の早春、バルーにある農家を15号のキャンバスに描いたのだが、この農家は南仏に来てからすぐに眼についた建物だった。特に際立った特徴があるわけではないのだが廻りの風景と相まってプロヴァンスらしい、という感じを持ったのである。

十年以上前に初めて見たのだが、その頃は建物の姿はどっしりとしていたが、無人の家で寂れたものだった。今は新しい持ち主が随分手を入れて、見違えるようなきれいなものになってバルーの土地になじんでいる。この建物はこれからも何度も描いてみたい。

今回は手前にオリーブの畑が、これも随分手入れされた美しいものだが、かなりの規模で連なっている場所からこの農家が姿を見せているところを選んでみた。F3号の油彩である。オリーブの銀色のようにもみえる複雑な緑と建物の色の対比だけの構成で、これはなかなか難しいものだった。小さな絵のわりには随分制作の日数もかかったし、最後の完成の時にはクタクタになるほど描き込んで、これには風邪も相まってまいったのである。



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by papasanmazan | 2015-09-17 08:28 | 風景画 | Comments(0)
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