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オリーブとアーモンドの木

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プロヴァンスのいたるところにオリ-ブの木がある。麦やブドウの畑に混じってオリーブの畑も緑の豊富さを風景に与えてくれる。日本では小豆島あたりがオリーブを描く画家たちの集まり場所だが、プロヴァンスだとどこでも描けそうである。そういいながらこの三年程はオリーブの画題から離れていた。

一つにはもっと構成的に対比の強いものを求めていたからかもしれないし、また端的に言ってオリーブのあの色彩はやはり難しいからでもあろうか、なんとなくモデーヌの村近くのいつも制作するオリーブ畑と疎遠になっていた。今年になってこの場所での制作を再び始めたのだが、何となくそのオリーブを描くコツが分かったような気がしたのである。

オリーブの葉っぱや、その全体の丸みを描写するのにとにかくあまり描き込んでいかないようにすること、出来るだけ数少ない色数と筆触で現してしまうこと、これを心がけようと思ったのである。

ちょうどアーモンドの木が横に立っている小さなオリーブの群れをみつけたのでP10号のキャンバスに描いてみた。



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by papasanmazan | 2015-08-17 19:46 | 風景画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2015-08-20 16:04 x
爽やかな画面を拝見していると、日本の蒸し暑さが暫し一掃されます。オリーブのやさしい色のグラデーションと筆触の潔さが、目から暑気を払ってもらっているようで元気が出てきました。
Commented by papasanmazan at 2015-08-23 22:09
カワセミさん、オリーブの色が少し分かって来たような気がします。モチーフの色にこだわりすぎると、その細かさに惑わされて堂々巡りに陥ってしまい、結局は仕上がりの重い、鈍いものになってしまうのがオチでした。それがようやく解けてきたように思います。葉と葉の奥にもう一つ色をみる、といったところがコツのように思い始めました。急に色の展開がそのあとらくになってきたようです。
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