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手をつく裸婦(完成)

手をつく裸婦(完成)_c0236929_19591526.jpg


以前F20号に描いていたものを参考にF5号のキャンバスに再び試みてみた裸婦で、ポーズとしては気に入っているものである。とにかく線が蘇ってきそうである。何故こんなに大切なものを忘れていたのか、押さえつけていたのか、これはよくよく考え直さなければならないところだと思う。そして自分の理想とするものをふたたび組み直していかねばならない。そういった意味ではこの裸婦などもいいねらいになってくるのかもしれない。

人物、静物、風景、そういった主題の変化がどんなものであれ、画面ということでは本質は一つである。私の決意はそんな簡単、単純なものである。



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by papasanmazan | 2014-10-26 19:57 | 人物画 | Comments(3)
Commented by カワセミ at 2014-10-30 18:19
寒色の青が随分入っているのに暖かくてきれいな裸婦ですね。線が蘇ってくるってどう云うことですか?
Commented by papasanmazan at 2014-10-30 22:06
カワセミさん、線の要素が強まるとそれだけ抽象性がかってくると思います。実在感も画面としての実在性で、客観的な実在とは違ってきそうな気がします。全体としてそこには単純化されたものがあらわれてくるのではないでしょうか。
Commented by カワセミ at 2014-10-31 18:32
そう云うことですか ありがとうございます よくわかりました。これからも楽しみに拝見します。
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