バルーの城(完成)

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小さな絵で、正方形の0(ゼロ)号という少し変わった形である。バルーの城を正面からとらえたもので、村の家やその間からオリーブなどが見えている。主題としては今までと変わりはないが、何か自分の中でなりを潜めていた線というものがここにきてまた目覚ましく躍動し始め、それにつられたように色も復活してきたようにおもわれる。

長い間なにかに押さえつけられていたものがようやく解放されたような気分である。大変な損失をしていたのかもしれないという後悔の念もないではないが、そんなことは言ってはおられない、もっと制作を突き詰めていこうという気力も新たに起こってくる、有り難いことではないか、そういったことで自分としては非常に眼からウロコがとれたような一枚の作品になった。とても小さな絵というような気がしない



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by papasanmazan | 2014-10-16 18:53 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by みみずく at 2014-10-19 13:18 x
この画面を開いた時思わず”おお~”と声が出た。ドアーを開けて外に出たような解放感を感じた!躍動する線はこの場所を何度も描いて知り尽くした画伯でこその線で満を持して描かれた作品のように思う。それはもっと早い時期でもなくもっと後でもなく”今”だったような気がする。
Commented by papasanmazan at 2014-10-24 19:03
みみずく さん、時間、その時、時期、どういってもいいのでしょうが、やはり必然的な現在を大切に考えていくのがいいことなのでしょうね。
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