赤い服の夫人像(完成)

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毎年、初冬に日本で個展をすることにしているが、今年もその季節が近づいてきた。あまり展覧会のために制作をするという気持ちは以前から持っていないのだが、今年の横浜での会場が決まった昨年の時点でどうしてもこれは描いて出品してみたいという一枚があった。それがこの作品である。

F50号に家内の肖像を描いたものである。前にも一度使ったことのある赤い服を再び登場させてみたかった。その赤い服を引き立たせる背景の模様などもかなり考えこんだものである。

制作のスピードとしては速くもなく、遅くもなく、安定したものであったが、途中でアセらず、イヤにもならず、常に前進していくような案配で、大変に快かったものである。人物画としてはあまり顔や手の細部に表現をこだわってかたくなるようなことのないように気をつけて、つねに全体性をこころがけたものである。この赤い服は南仏の名物であるソレイヤド製のものである。


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by papasanmazan | 2014-10-12 21:46 | 人物画 | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2014-10-13 22:58 x
いい人物画ですね。椅子をおおう布がとってもいい役割をしているようで、赤い服が際立ちながら画面全体が柔らかく軽やかで”なるほど”と納得しながら拝見しています。。画面のなかで顔や手がしめる割合はほんの少しなのに人物が堂々としてとても新鮮です。
Commented by papasanmazan at 2014-10-16 19:05
ono7919 さん,人物画はやはり好きです、静物や風景に比べてなんとなく色彩も使いやすく、こだわりも少ないようです。モデルさえみつかればもっと描いてみたいといつも思ってはいるのですが。
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