果物籠(完成)

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F10号に描いた静物画、果物籠に梨と黄色いリンゴを選び、背景に模様のきついタピを配してみた。いわば常識的な静物画ではあるが、どこがどうということはなしに難しかった。個々の物の連続していく輪郭線や接線を改めて見直さなければなかなか先へ進んでいけない制作になり、途中でかなり中断してしまった、それだけにモチーフの果物も新しいものに変えたりもした。

結果的にいうと線の重要さも再認識させられたし、完成度も時間のかかった分だけは高まったように思われる。先ほども言ったように常識的な、何気ない絵ではあるが、夜中に目が覚めて、しんとしたアトリエでこの出来上がったものを見ていると、自分の作品のような気がせずに、フッと客観的な鑑賞に陥ってしまったのである。


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by papasanmazan | 2014-10-01 18:36 | 静物画 | Comments(3)
Commented at 2014-10-05 11:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nonno at 2014-10-06 23:15 x
素晴らしい作品ですね。先の「白いポット」もいいけど こちらの方が落ち着いた感じがして私は好きです。画面を構成するってこう云うことなんですね。果物籠と梨と白いポットを三種類の布が引き立てながら画面を充実させている。すごいな~って見入っています。
Commented by papasanmazan at 2014-10-07 13:47
nonno さん、この絵は自分でも一つの指針になりそうです。絵を描くという姿勢がこの絵によって少し変わっていくかもしれません。よく自分で見極めていかなければと思っています。
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