白いポット(完成)

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いつも静物を描く時に使う大きめの机に白い瓶や紫のリキュールの瓶などを並べ、果物を配し、背景の布なども上手く絡み合ってきて、さて制作に掛かろうと思っても何かが足りない。キャンバスの大きさが決められないのである。その何かをいろいろ考えてみるのだがどうにも思いつかないでモヤモヤした時がたってしまっていた。

絵のモチーフになる小道具を置いた棚をしばし眺めていたが、ようやくみつかった。前からいつかは使おうと思ってそのまま忘れていたような白いホーローのポットがあった。余りに何気ないありふれたもので、ほんの片隅に隠れていたものである。

こうして道具立てが整なうと、もう一度全体を組み直して構成的な感じが強まってきた。キャンバスもF15号と決めて制作開始であった。これは描いていて面白いし、色彩としても進めやすく、あまり滞ることもない制作であった。意外にポットの取っ手がアクセントになってよかったように思われる。



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by papasanmazan | 2014-09-18 22:03 | 静物画 | Comments(2)
Commented by nonno at 2014-09-20 11:46 x
それぞれの立ち位置が決まって まるで舞台を見ているようです。色もお互いを引き立てながら出しゃばらず、それでいてそれぞれの色がとってもきれいで・・・複雑でも単純でもない これはもう理屈ではないのでしょうね。
Commented by papasanmazan at 2014-09-22 14:57
nonnoさん,白、黒、グレーといった無彩色の使い方が大切だと思っています。カラフルといっても原色だけの働きでは画面は成り立ちません、やはりこれも舞台のようなものかもしれません。
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