=竹林=

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横浜と大阪での個展も無事に終了した。多くの方に見に来ていただき、この場を借りてお礼申し上げます。フランスに戻るのももうわずかになったのだが、この数日の休養期間を利用して、久しぶりに日本の竹林をパステルで描いてみた。

三十年ほど前にはよくこれらの竹林を描いたものである。大阪の千里に住んでいたので、いわば竹林の宝庫のようなところであった。それが大阪万博や、マンションの乱立でみるみるまに立派な竹林が失われていく。目を覆いたくなるような現状に、なんとか自分に出来る範囲でそれらの竹林を残しておこうと思い立ったのが、一連のパステル画なのである。

個展の機会にそれらを並べてみると、大きな新聞にも取り上げられたこともあって、かなりの反響だった。作品も完売で、そのころからのお客様もまだいまだにいらっしゃるのである。私には思いで深い一つの題材、それが竹林シリーズである。

かなり遠いところ、滋賀県にまで場所探しに行ったが、意外に近在に竹林が残っていた。ほぼ三十年ぶりの制作はかなり充実したものになった、これで来年の個展の指針がおおいに定まってきた。



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by papasanmazan | 2013-11-25 15:35 | パステル | Comments(2)
Commented by ono7919 at 2013-11-26 13:33 x
さわやかですね~。30年の足跡が余分なものを削り取り現在の画伯の姿そのままのような感じがします。 二つの個展 盛況のの内に終えられた由何よりとお喜びいたします。ホット一息つく間もなく次への意欲いつものことながら只々敬服いたします。一つ一つ扉を開いて上り詰めていかれる様を画面を通してこれからも楽しみに拝見させていただきます。
Commented by papasanmazan at 2013-11-26 17:11
ono7919 さん、こういうものを描いていると、やはり日本人の血だなあ、と実感します。しかしこの感性はたとえばプロヴァンスの風景を前にしても生かされていけると思います。
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