崖と村(完成)

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大きな岩が突き出て、その崖の下に人々の住む家が群がって一つの村になっている。なん世代にも渡って自然と人間が共存してきている姿である。外壁は新しく塗り直されてきれいにはなっているが,その家々の骨組みは変わっていない。石造りの家の強さ、そして単純ではあるが垂直と水平を組み合わせた構成は魅力に富んでいる。

そしてそれを覆うような岩盤がまた荒々しい。このあたりは石灰岩のこうした白っぽい岩盤があちこちに見られる。ヴァントゥー山の頂上の、雪に見まがうような白色もこの石灰岩の小石の集まりである。

こうした人の生活と,自然との共同体を小さなF0号(18×14㎝)に描いてみた。




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by papasanmazan | 2013-08-20 22:45 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by nonno at 2013-08-23 15:18 x
緑と赤の和音がきれいに響きあいながら落ち着いた画面を形成しています。最近聴き始めたベートーベンの弦楽四重奏を重ねながら拝見しています。
Commented by papasanmazan at 2013-08-23 18:54
nonno さん、ベートーヴェンの弦楽四重奏はどれをとってもいいですね。後期の深い味わいだけではなく、初期も中期もみな大好きです。ベートーヴェンの性格がよく表れています。
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