黄土と松(完成)

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大きな黄土の森と、そこに群生している大きな松を取り込んで,小さなサムホール(22,7×15,8㎝)の画面を構成してみた。これも絵画の一つの面白さで。何も大きな対象物だからといって大きなキャンバスが必要だとは限らない。芥子粒の中にも全世界が入るし,小さな水滴に全宇宙が反映される。

今年の冬から春にかけて比較的大きなキャンバスに黄土と松の絵を続けて描いてきたが、その一連の作品がほぼ終わりかけた頃、このモチーフをごく小さなキャンバスにも試してみたらと思いついたのである。以前は小さな絵を描くのが苦手だったが、ひょっとしたことでそうでもなくなった。ちょっとした集中力の問題である。

黄土の色と松の緑の対比が魅力なのだが、これが半々にならないように注意しながらの構成であった。

こういった試みもまだまだ続いていくだろう。



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by papasanmazan | 2013-06-14 02:27 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by みみずく at 2013-06-14 15:59 x
これはもう モチーフを知り尽くした画伯の色と形による小宇宙ですね。
ダイナミックに何の迷いもなくおかれた色が画面を作り当然のようにその役割をはたしている。
Commented by papasanmazan at 2013-06-14 23:24
みみずくさん、小さな画面をつくりあげていく神経は特に持続力と集中力を養うのに役立ちそうです。今まではどこか散漫なところがあったように思い、反省しています。
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