メタミス風景(完成)

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ヴァントゥ−山のふもとに近づいたところにメタミスというひなびた村がある。人口も少なそうだし,空気もきれいで風景は澄んでいる。丘の上の集落もこじんまりとしているが,どの角度から見ても美しい。

ネスクの渓谷にもつながっていて,岩のむき出したところなどはやはり荒々しさの残るところもある。最近はこの辺りで制作することも多くなってきたが,探せばまだいろんな風景に出会えそうである

久しぶりにパステルを使った風景を描いてみた。この頃はほとんど花や静物だけになってしまったパステルであるが,油彩に比べると指に力が入ってしかたがない。ほとんど指がそり繰り帰って,描き終えた時には曲がらないくらいにまでなる。

出来上がったものを見ていると、いぜんよりはかなり軽い仕上がりになってきている。決して力を抜いてるわけではないのだが,色のあわせ方が一つ高いトーンになったのではないかと思っている、おそらくこの南仏の風景が原因しているのだろう。そうだとすればうれしいことである。



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by papasanmazan | 2013-05-23 21:34 | パステル | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2013-05-24 17:57 x
水彩でもなく油彩でもない深みと軽やかさがパステル独特の味わいがあり素敵です。そびえる山と地色の空が一体化し遠くに退き同じ色調で渓谷となって深く落ち込む・・・なるほどね~
Commented by papasanmazan at 2013-05-25 00:01
カワセミさん、この写真では少しわかりにくいのですが、おっしゃるとおりこのパステルでは地色が積極的に働きました。要するに描いていないところが描いているところと同じ値になっているということです。
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