オーゾンの野(第一段階)

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車でソーへ向かう途中にオーゾンの村を通る。いつもの黄土の森を抜けると急に裾野のひろいヴァントゥー山が現われて、視界がグッと開けだす。そのあたりからがオーゾンの入り口で、街道沿いにはプラタナスの並木がせまってくる。

この辺りの畑や野や丘は日当りもよく肥沃そうである。ヴァントゥー山の行き帰りにはいつも通るところで、以前からここの風景は気になっていた。それが昨年赤い岩が描ける場所探しをしているうちにこの辺りの風景も探し当てたのである。

少し温かくなってきたこの頃だが、ようやくこの風景を描けるようになってきた。まずはF4号の小さなキャンバスに石造りの小屋をとりいれた野原を描き始めてみた。周りを見回すとどこもここも少しづつ春めいて、色がはなやぎ出している。自然のなかにすっかりとけ込んだような気分で、絵なんぞもう描かなくてもいいような気もしてくるのである。

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by papasanmazan | 2013-03-10 09:31 | 風景画 | Comments(0)
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