トルソと蘭(第二段階)

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全体としてはサラッとした表現にしてみたい。特にこのトルソに限らず石膏像や彫刻のレプリカなどをモチーフにすると、えてしてかつての美大生の名残なのか不必要なまでに描き込み過ぎるきらいがある。それでその他の組み合わせのモチーフとバランスがとれなくなって途中で放棄するような作品もあったりする。

このトルソはそれでなくても充分に物質的な量感に溢れている。それを実際の,三次元の中の彫刻品を二次元の絵画として表現しなければならない。平面の中で表された立体でなければならない。そしてその他の空間を構成するモチーフとの共鳴と独立性が必要である。その辺りを手さぐりしながら進行中の静物、F12号である。

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by papasanmazan | 2013-02-25 17:10 | 静物画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2013-02-25 22:18 x
トルソと人体 モチーフとしは同じ感覚だと思うのですが、トルソの場合は花などと組み合わせた中の物体として 又 裸婦は人体を生かすための布であったり椅子であったりという考えなのでしょうか。
Commented by papasanmazan at 2013-02-26 00:54
カワセミ さん,トルソの場合は静物画のモチーフとして考えるのでやはり裸婦を描くのとはおのずと違った感覚だと思うのです。人物画の場合、私はとくにごく当たり前な構成を心がけています。ナチュラルな感じと言っていいと思います,それに対して静物画の場合は意図的な構成を前面に出してもいいように思います。
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